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すいみん不足でおこること2
心の問題


睡眠ってやっぱり気持ちや感情にも関係するの?

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はい、かなり関係ありそう…です。
🔹よく眠れて、すっきりと目覚めた時には、気分がよく、楽しく、前向きな気分になる…そしてよく眠れなかった、睡眠時間が足りないと感じた時には、なんだか気分が悪く、不安になったり、落ち込んだり、はたまたちょっとしたことがすごく気に触る(きにさわる;おもしろくない、腹が立つ)…なんてこと、おそらく誰にでも経験があるのではないでしょうか。
🔹実際、睡眠時間が足りている時は、肯定的な(ポジティブ)気分と、少ないと怒り、うつ的、否定的な気分と関連があることを示した研究結果は多数あります。

🔹さらに青年期には睡眠時間と「衝動性(しょうどうせい;思いついたことを抑えることができず、すぐに反応(行動)してしまうこと)」、「攻撃性(こうげきせい;相手に損傷を与えようとする傾向や性質。)」など気分よりさらに踏み込んだ精神状態との関連も明らかにされています。
心T2

確かに睡眠不足だとなんかイライラする…どうして?


🔹これは感情や情動をつかさどるといわれる扁桃体(へんとうたい)の活動が活発になってしまう一方で、理性的な思考や論理で感情をコントロールする前頭前野(ぜんとうぜんや)の、扁桃体への抑制が弱くなっているということがfMRIなどを用いた研究からわかっています。
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